いばらきレンコン優良系統選抜普及プロジェクトの中で、現在成長期のレンコンを掘り取りして、品種等別に比較検討する作業が県や関連団体そして何といっても田村蓮根出荷組合の協力を得て実施されました。
暑さを避けるために午前6時から掘り取りを開始。なかでも1区画は、レンコンと茎と葉などを切らずに一体として採取するなど現在のレンコンの成長具合が一目で分かる形でした。
私もレンコン農家の長男ですが、めったに地下茎であるレンコンの全体を見ることはありません。その意味で、深い感動がありました。このハス田の中にしっかりと根をおろし、根を張って、巫女度に成長する、そのために大きな葉を広げ、美しい花を咲かせる。こんな植物の基本形を学ぶ思いです。
今日のレンコンは、蓮根センターで氷漬けします。都合4日間で20区画を掘り取りし、最終日は比較検討がなされるようです。全ての意味でいばらきブランドを確立するために地道な作業が続きます。