抜けるような青空の秋晴れのもと土浦市内小学校２校の運動会が、同地区の市民体育祭と同時に開催されました。
　まず私の地元土浦市手野町の土浦市立上大津西小学校をお伺いしお祝いの挨拶をさせて頂きました。
今回の運動会は、「さいごまで心をひとつにゴールイン」をスローガンに、あきらめない努力をテーマに一生懸命に運動会に取り組む児童の姿が印象的でした。
　また、土浦市民憲章を全員で唱和するなど土浦市民の自覚を促す内容もあり、地域に根ざした小学校のあり方を垣間見ました。加えて、市民体育祭が同時開催されていることから、おじいちゃんおばあちゃん・お父さんお母さん・子どもたちと３世代が共に汗を流して一体感ある競技や演技そして応援があり心温まる運動会となりました。
　

　

　

　

　その後、土浦市立宍塚小学校を伺い、１３６年の歴史ある宍塚小の最後の運動会を拝見しました。来年３月末を以って土浦小学校に統合され、廃校となる宍塚小、現在３９名の児童が元気に学んでおり、今日の運動会も細部まで行き届いた学校の整備やきめ細かな教育の成果を見ることができたと思います。
　歴史ある地域であり、旧家が多くね数多くの教員を輩出する地域ではありますが、現在の宍塚小は複式学級を余儀なくされ来年も児童の減少が見込まれています。教育の基本の一つとして多くの人と交わり友情を広げていく事があげられます。その意味では、少人数の良さを認めたうえで多様な個性に出会う教育機会を用意することは大切なことと思います。あらためて宍塚小学校の良さを感じながら、希望会溢れる新出発を期待したいと思います。