去る9月25日(土曜日)、土浦市初の土浦市事業仕分けが実施されました。
私も、ホンの触りだけ事業仕分けの様子を覗いました。
内容は、「市税納期前納付報奨金事業」に関する仕分け作業の意見集約場面でした。
結果は、「不要」とするものでした。
その論理展開は、妥当なものと思われました。
それでも、
①今回仕分け対象とした事由があるのか 他に対象事案はないのか
②土浦市は、結果について、どのような想定をし、結果を期待していたのか
③本来、行政の判断で良かったのではないか、もしくはそうあるべきではないか
④公開のすることが目的のイベントではいけない
⑤仕分け結果が、公共の利益に一致するとは限らない
⑥要は、事業決定のリーダーシップが求められているはずだ
と、思われました。
行政事業執行の課題は、既得権益への安住であり、事なかれ主義の事業継続にあると思料します。
執行体制の中で、権限の委譲と執行現場の責任のバランスを緊張感を持って実施されることを、当然のことながら期待します。