土浦市の霞ヶ浦総合公園に行き、午後の日差しを浴びながら、風車から望む土浦市街地と筑波山や霞ヶ浦を隔てて見える私の実家を眺めました。
土浦市のホームページには、市内各所の四季折々の様子が紹介されます。1月11日には、「風車と水車」と題して、震災復旧なった風車からの観覧ができることが紹介されました。その記事に乗せられて訪ねたものです。
霞ヶ浦総合公園には、「光の輪のむこうに」という子犬を連れた少年の釣竿を垂れるモニュメントがあります。元旦には、この輪の中に初日の出の太陽をはめ込んだ写真撮影が秘かな話題だそうです。この撮影ポイントの確保には徹夜も辞さないとも聞かれます。
そのモニュメント影とと風車の影を重ね合わせた1枚を撮影して参りました。
私には、風車に挑むトンキホーテに重ね合わせて、ドンキホーテの少年時代に模するようなイメージです。風車の大きな影と風車そのものの大きさに対して、少年は風車よりももっと大きい未来を見据えて臨んでいるように感じます。その姿は自然との対話のようであり、自然の恵みへの感謝のようにも思えるのです。
風車中程の展望スペースから見える土浦や霞ヶ浦は、私たちの安寧な生活の全てのように感じます。この豊かな自然を未来に残すために、今を大切にしなければなりません。風景ではない、水そのものや、大地そのものを汚してはならないし、害するものは取り除かなければならないと思います。
なお、ネイチャーセンターに「タツノオトシゴ」がいます。取りあえず「辰年」の「タツ」です。
水槽に3匹です。水中に浮遊していてなかなかポーズをとってくれません。まあ、かわいらしいとは言いにくいのですが、個性的なところは不思議さをもって迫ってきます。