【神立コミセンまつり】地域をうるおし、地域を創る、三世代の交流で、未来を拓く。

 土浦市神立地区にある神立地区コミュニティセンターにて、恒例の創立第12周年記念「神立コミセンまつり」が開催されました。
 私もお伺いして、小学生姉弟の能楽やウクレレ演奏、フォークダンスを拝見して楽しませて頂きました。神立コミセンは、学区内の二つ目の地域センターとして地域に開かれた自主的な運営に定評があります。生涯教育の実践を管理運営協議会の皆さんが真剣に工夫して事業の計画と運営に努力されています。「使い勝手の良い神立コミセン」の目標が、確実に進んでいることが分かるコミセンまつりと拝しました。
 それは参加者の笑顔であり、運営される役員の皆さんの心遣いが感じられたからです。コミセンの内外を有効に使い、開放感の溢れる、地域の元気が外に向かって発揮されていることが良くわかります。
 神立地域は、工業団地を背景に、職住が一体化し、神立駅前などにの商店街の健闘が光ります。小さいけれどキラリと光る商店街が大切だと教えてくれます。また、少子高齢化の中でも土浦市で最も世代間バランスが調和していることから、子どもたち、その親御さんたち、加えて、おじいさんおばあさんの三世代の一体の生活感が分かります。
 このコミセン建設の苦労と工夫も聞かせて頂きました。外壁の煉瓦も、陸屋根でない三角屋根も、空調機の目隠しも、ソーラー発電の導入も、12年前にここまで工夫したことに敬意を表したいと思います。
 
 神立のある上大津地区は、来年60周年を迎えます。私たちの住む地域の歴史を知ることは大事です。ただ、年号と事象を覚えることではなく、歴史の中に人の生き方をかけがいの無い物語の舞台として知らせていきたいと考えます。歴史の真実は今に繋がり、未来を照らすものに違いありません。だからこそ、神立の地域の歴史を三世代の調和のなかで築き上げたいと思うばかりです。
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