【レンコンブランド】優良系統を選抜し、色・形・食味、収量、容易な作業のブランドレンコンを全国に売り込みたい。

 私の両親の住む土浦市田村のレンコン圃場を使用して「いばらきレンコン優良系選抜普及プロジェクト」が開始されました。
 このプロジェクトは、茨城県産レンコンのいっそうのブランド力向上を目指し、現在栽培されている数系統レンコン品種の中から優良系統の選抜をしようとするものです。これにより均一で高品質なレンコンが周年出荷できるようになり「いばらきレンコン」のブランド化が促進されます。
 優良品種選定に当たり県内JAが各地元で栽培の系統品種を持ち寄り10系統を選定、これを1系統2か所を基本に植え付けし、採取の時系列から更に3か所の植え付けをして現在生長を見守っているようです。
 選抜は、形状、色、食味などの品質の他、肥大化、子ハバスや孫バスの着生、3節からの品質低下度合いなどの収量について、更に収穫作業しやすい位置での肥大となる品種等を基準にするとのことです。
 この選抜実験は平成30年まで毎年繰り返して行う事で選抜の適格性を目指しており息長く関係者の努力が必要なものです。そして、この間、生産者とJA、茨城県の協議が緊密に行われることが重要です。
 先日も本ブログで記載したようにレンコン農家の最大の関心事は「センチュウ」被害に他なりません。このような農業の現場の課題にも同時並行で課題解決の方法を見つけていきたいと思います。
 

008