【25年3定】橋本県政6期のスタート、議会は行政を監視し、建設的意見と地域の声の反映に心して取り組まなければならない。

 茨城県議会平成25年第3回定例会が今日から28日までの日程で開会しました。
 初日の本会議は、6期目の当選をした橋本昌知事の挨拶のほか、補選で当選した3人の県議、異動のあった県警本部長の紹介や挨拶がありました。
 さて、初日恒例の知事提案説明は、まず県政運営に対する所信として、5期までの県勢を概ね順調に発展させることができたと述べ、一方で東日本大震災や原発事故により県民生活や地域の経済活動は大きな打撃を蒙ったとしました。そして、県知事選で「産業大県」「生活大県」づくりを念頭に「復興から飛躍へ」をキャッチフレーズに戦ったと述べ、多くの県民の支持と理解を頂いたとしました。
 その上で、茨城県が持つ豊かな地域資源、進展しつつある陸・海・空の交通インフラなど茨城県の発展可能性を確信し、「人が輝く元気で住みよい茨城」づりに取り組むと所信を述べました。
 ついでへ、震災からの復旧・復興、風評対策に取り組むためプレミアム付宿泊券や中央要望に注力するとしました。
 「人が輝く元気で住みよい茨城」づくりについては、
 第一に、「人が輝くいばらき」を教育や男女共同参画、平成31年国体に触れて述べました。
 第二に、「元気ないばらき」は、企業誘致、中小起業・商店街の振興、つくば国際戦略特区、J-PARC、TPP、畜産、林業に触れ、常磐線東京駅乗入れへの努力を述べました。
 第三に、「住みよいいばらき」では、安全・安心・快適な茨城県を創るため地域医療、結婚・子育て、高齢者の健康、治安・交通、環境について述べました。
 最後に、「行財政改革」について、更なるムダゼロを目指すとしました。
 更に、景気・雇用に全力で取り組み、消費税引き上げに対する補正予算、更なる企業立地、東海第二発電氏の再稼働、総合防災訓練、茨城空港就航対策、科学技術振興、水戸赤十字病院予約休止への対応、シルバーリハビリ体操指導士10周年フォーラム、茨城をたべよう収穫祭、学力向上、天心・波山記念事業、全国高等学校総合文化まつりなどを県事業の細部を取り上げての説明がありました。
 いよいよ橋本県政6期目のスタートとなります。6期という長期間の県政運営に対して、議会は心して二元代表の本義を果さなければなりません。私も与えられた責任を果す努力を惜しまない決意です。