【土砂崩れ】行方市の土砂崩れ、急傾斜地の保全がなければ今後安全安心に暮らせない。

 台風26号により土砂崩れの被害が発生した行方市見和と同市山田に伺い被災された方から土砂崩れ発生時の様子や現在等を井手県議と共にお聞きしました。
 ご自宅の背後に迫る急傾斜地が、集中豪雨により、また山頂からの流水により多くの水分をはらみ表層雪崩のように土砂崩れが発生したようです。土砂崩れは、一度ではなく二度、三度と発生したことが聴き取りにより分かります。そして、土砂は自宅を襲い、自宅家屋を全壊し、恒例の婦人を生き埋めにもしました。幸い軽度な怪我で住みましたが、早朝6時半ごろでもあり、逃げる間もない災害です。
 あるお宅では雨戸を破り厚めのガラス窓を突き破って土砂が家の中に積もる様子を拝見しました。その衝撃や想定外の事態は驚愕するものです。
 また、裏山が土砂崩れした後に中に浮いたヤンチョウの建物基礎が突き出した事態に、昨日県が取り除く作業をした経緯や現場も確認できました。このお宅もダイニングに土砂が急迫し壁を突き抜けてきたとき、椅子の隙間が身を守ってくれたとのお話は奇跡が起こったような話です。
 皆さん、土砂の排出に苦労されています。重機がなければとても作業ができません。また、捨て場がなければどうしようもありません。被災された方の戦いは、これから始まります。住む場所も、生活の必要も、心のケアもこれからです。不足しているものは何かを公明とらしく寄り添って聴き取り対応したいと思います。
 

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