本日より消費税が増税となり、5%から8%になりました。
この消費増税は、超高齢化社会を迎えて社会保障給付が急激に増加し、一方で現役世代の減少により、高齢者を支えるためには、人口構成に左右されず安定した税収となる消費税を全額、年金・医療・介護・子育てに充当するために決断されました。
この消費税が社会保障費に全額充当することは、「社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための一部わ改正する等の法律」において、消費税法第1条第2項に明示して決定しています。
また、消費増税後の景気の腰折れ懸念に対しては、5.5兆円の平成25年度補正予算と、26年度予算により、本年前半に経済効果が出るように経済財政運営することも決定しています。
誤解のある、1000万円の事業者免税点制度も、良く考えてみると免税事業者も仕入れ段階において消費税を支払っており、必ずしも8%すべてを免税されているわけではありません。
更に、消費税の滞納問題については、適正・公平な課税徴収を実現するために国税庁が一層の努力をするとともに課税期間の短縮などの改正が行われる予定です。
以上の他にも、消費税に係る多くの疑問や不満があること思われます。私たちは、正確な知識を持って消費税に対する理解を広げるとともに、生活の現場でのご苦労を知り、実感として県や国に伝えなければなりません。
私も、地域を廻りながら多くのご意見を頂きたく考えています。
今朝、土浦駅に行って、JR乗車運賃の改定告知の状況を見て参りました。基本的には、今まで通り各行き先ごとの切符購入の金額表示があり、横に同切符購入金額に対応するスイカ料金が掲げてありました。