春を誘う梅の花も咲き香り始め、厳しい寒さの中にも確かな季節の歩みを感じる今日この頃です。
昨日2月18日、令和8年度当初予算案の概要が、私ども県議会議員に示されました。この予算案は、人口減少という大きな課題に立ち向かい「新しい茨城」を創り上げるための羅針盤となるもので、大井川知事が掲げる「新しい豊かさ」「新しい人財育成」「新しい安心・安全」「新しい夢・希望」を実現するための強い決意が込められています。
特に今回の予算編成では、他県との「差別化」、将来を見据えた「インフラへの投資」、そして「多様な人財」の活躍という3つの柱が重点的に打ち出されました。

私たち土浦市、そして近隣地域の未来を左右する重要プロジェクトについても、具体的な進展が見られます。まず、地域の悲願であるつくばエクスプレス(TX)の土浦延伸計画については、その具体化に向けた追加の調査・分析が実施されることとなりました。これは、広域交通ネットワークの構築によって土浦の活性化を図るために欠かせない一歩です。
また、空の玄関口である茨城空港についても、増加する航空需要に対応しインバウンドの受け皿を強化するため、ターミナルビルの拡張に向けた整備方針案が策定されます。
さらに、地元の産業基盤を揺るぎないものにするための投資も加速します。阿見町実穀地区における新たな工業団地の造成事業が本格化し、令和9年度から令和11年度までの期間で約174億円という巨額の事業費を投じることが示されました。これにより、新たな企業の誘致と魅力的な働く場の創出が期待されます。
農業分野においても、スマート技術を駆使した有機農業の拡大や、霞ヶ浦の恵みであるウナギ資源の増大対策など、本県ならではの強みを活かした施策が目白押しです。

こうしたハード面の整備と同時に、公明党が最優先課題としてきた「人に寄り添う支援」も形になっています。ひとり親世帯の仕事と育児の両立を支えるため、家事や育児の負担を軽減する支援員を県独自に派遣する制度が始まります。また、増加する外国人住民の方々と共に歩むため、生活ルールの啓発や日本語教育支援を充実させ、秩序ある共生社会の実現を目指します。
県議会は今月26日に開会し、いよいよ熱い論戦が始まります。私は今回、予算特別委員会の質疑という大役を担うことになりました。内示された予算案を隅々まで精査し、茨城県の持続可能な発展のために「今なすべきことは何か」という視点を片時も忘れず、皆様からお預かりした大切な声を県政に反映させるべく全力で審査に臨んでまいります。
