落花粉々。ふっと吹く風に舞う桜花。
道行く人は、感動と思い出に染まっているように見えます。
今日(4/13)の昼休みの茨城県庁は、満開の桜に包まれて絵葉書のような風情で建っていました。
少しばかり不思議な写真になりました。抜ける青さはありません。
凡庸として春の柔らかな光は、シャープな県庁舎の直線を、幾ばくかの緩みとして見せてくれます。
それが、妙に絵葉書の滲んだ着色された色と同様に思わせます。
これもまた一期一会の瞬間です。
桜は、花びらを散らして、春の前線の北上の歩を進めます。
冬は必ず春となる。
本当の春の到来に力を尽くさなければなりません。