【竜巻3】生活再建への課題が山積。住まい・がれき・高齢者。私有の線を越えなければ復旧しない。

 竜巻被害発生から四日目。つくば市北条商店街は、今も残る停電世帯の回復のために新しい電柱の設置作業に追われています。
 また、道路に面した店舗部分には、雨露をしのぐためのブルーシートが屋根はもちろん窓や出入り口を覆っています。
 夕刻からの強い風雨の予報が被災者の心を弱気にさせているようです。まずは、住まいをどうするか、がれきの処理をどうするか、罹災証明をどうするか、火災保険の有無はどうか、など時間の経過とともに現実の厳しさに慄いているように感じます。
 今日は、紙一重で竜巻の直撃を避けたお宅にお邪魔しながら、これからのつくば市北条のまちづくりなどをお聞きして参りました。
 高齢者にとって再建の難しさであり、後継者等不在から未来への悲観が訴えられました。そのうえで、歴史ある北条を守るために何をなすべきかの問いかけをしていくとのお話も伺いました。「この現実に負けないで挑戦する」とのお話を感銘深くお聞きしました。
 「心は崩れ去ることはない」 こう信じて前に進みたいと思います。
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