【ABC検査の有効性】胃がん撲滅には、有効性高いABC検査導入が必要。ピロリ菌を除菌して胃がんゼロを目指そう。

 昨日(9/5)開催された公明党茨城県本部龍ヶ崎・利根・河内支部の合同党員会は、龍ヶ崎市民会館に150名からの党員同志が集まり盛大に開催されました。
 今回の合同党員会は、龍ヶ崎済生病院の海老原次男副院長(茨城県医師会常任理事、筑波大学臨床教授、消化器内科)の「胃の健康度チェック~ABC検査について~」をテーマに、ピロリ菌についての講演をいただきました。
 「2人に1人は癌になり、3人に1人は癌で亡くなる」が日本人の死因の特徴です。そして、胃癌の罹患も、胃癌の死亡も残念ながら減少していない事実があります。
 癌に対しては、何といっても予防が大事であり、第一は生活習慣の改善、第二は早期発見、第3は再発・転移予防となるとお話しいただきました。
 次に、胃癌の原因は、ピロリ菌+胃粘膜の萎縮により発症が増大するもので、ABCにより、ピロリ菌の存否と、胃粘膜の萎縮を計るペプシノーゲン値で、その後の治療を判断できると話されました。
 次いで、ABC検査の有効性は、バリウムによるレントゲン健診より有効性が高いデータもあることを紹介して、今後の検診体制のありかたにも言及されました。また、海老原先生は、先見的に龍ヶ崎市の「胃の健康度チェック」の素案を提示されるなど短時間ながら有意義な講演をして頂きました。
 党員会には、中山一生龍ヶ崎市長も来賓として出席してご挨拶を頂きました。同市の健康管理と費用負担等についても簡潔にご説明頂きなかなか分かりにくい医療費等への理解を深めることができたと思います。
 最後に、井手代表代行(県議)は、いのちを守る公明党の歴史を振り返りながら、龍ヶ崎市から胃癌撲滅のスタートを切りたいと締めくくりました。
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