大学の同期のメンバーが集まると、その会話にまず「病気」に始まります。健康の事ではなく危機一髪だった心筋梗塞に襲われ病院での意思や看護師の診察を耳が聞いていたなど事実だけに真に迫る内容です。そして、多くの場合は、「実は俺も」となってきます。「なんだ、言ってくれれば見舞いに行くのに」などと迫りますが、内緒にする病気が殆どで、結果のみ知らされるのが普通なのでしょう。
私自身は、すごく健康でいます。これは両親からもらった体ですから、両親の感謝しても尽くせません。
保険代理店を経営する友人は、「癌のリスク診断をするためには、どんなにお金を掛けたりして保険のリスクテイクを判断するより、直系の病気履歴を聞き取る方が安価で確実だ」とも言いました。私たちの体の傾向性は、生まれる以前に決定しているのかもしれません。ですから、自らの声明に宿る死への傾向性と真剣に立ち向かわなければならないと思うのです。つまり、宿命転換です。
寒くなり新聞のお悔みの欄には、数多くの悲しみが掲載されています。私も毎日、お悔みの電報を発信させていただきながらご冥福を祈っています。
来年から、保健福祉常任委員会に所属します。東京医科大学茨城医療センターの保険医療機関再指定の署名運動をしたご縁かもしれません。命と地域医療を守るためにはきめ細かな医療システムを点検しその裾野を広げていかなければなりません。人間の英知が医療の世界に集約していると考えます。また、少子高齢化とともに日本社会が確実に変化しています。それは想像以上のスピードだと思います。ここにも過たない施策が必要でしょう。これからも、心身ともに健康であり続けるために、働ける人生のために、議員の職責を果たして参りたいと決意します。