2012年を振り返ってみれば改めて激動の一年であったことが分かります。
世界の主要国で「選挙」が行われ、体制の変革があった本年。中国では習近平体制の発足、米国ではオバマ大統領再選、韓国では朴ヨネ新大統領の誕生がありました。
そして、日本は、民主党の退場と自公連立政権の再登場がありました。この政権選択は、既成政党から多党化しか、多党化が選挙互助会と見抜かれ、政権運営の稚拙さは民主党への鉄槌が下されたということと考えます。
加えて、投票率の低下の中で、政治不信の根深さと、一方で国民は自公連立政権を「安定」や「決められない政治からの脱却」を目指して投票されたように思います。 言い換えれば、「合意形成」によるスピード感ある政策決定と実行が望まれていると思います。
この合意形成に最大の原因は、衆参ねじれの国政にあると言われています。その意味で、政治決戦の最終戦は、来年の参議院選挙にほかなりません。ここに政権交代への期待に応える回答があるといえましょう。
来る2013年もまた激動の年になりそうです。安定を求めるとは、独りよがり政策遂行を意味していません。一つ間違えばまた政治は混迷するだけて゜す。そうさせてはならないと思うばかりです。
私達地方議員は、地域に根を張ることでその役割を果たします。来年もまた一対一の対話を基本に県勢の発展に尽くした意図思います。皆様のご支援を賜りたく存じます。
どうぞ良い新年をお迎えください。