テレビ中継もされるなど桜の名所として有名な「真鍋の桜」のライトアップを見て参りました。
今年の日々変化の大きい気温の中で、満開の花弁をじっと耐えるように咲き誇らせている桜です。今晩も、つめたい空気の中で、桜の花びらが凛として輝き、見る者に粛然たる思いを伝えているようでした。
大きな枝振りの桜の懐に抱かれるように入り込むと、更に桜の潔さが伝わってくるようです。どれほどの人が桜に感動し、有る時は日本人としての感性に訴えられたでしょうか。
夜だからこそ桜が伝えたいことがあるように感じます。明日の朝までに姿を変え散らし行く花弁を誰が想像するのでしょうか。桜は本当に心打つ日本の花と思われてなりません。