【濱宮郷詞】「負けてたまるか!」心の貧しさはあり得ない。完全な車いす生活も心の喜びの偉大なツールだ」

 夕刻、午後7時から石岡青年会議所が主催する講演会に出掛けました。フェイスブックのお友だちからの紹介です。このようなつながりも大切にしていきたいと思いました。
 さて、講演は、高校2年の時に陸上競技棒高跳び練習中に落下し、第5頸椎を損傷車いすの生活となった濱宮郷詞氏の「負けてたまるか! 親が変われば子も変わる! 親子が変われば街までかわる!」との講演です。
 棒高跳びで日本高校記録樹立確実な中での事故、寝たきりの生活、卒業するときは自殺する時と思い詰め、その後就職、結婚など波乱万丈の人生を語りました。
 「自助力」「モノの見方を変える」「できないことだけに手を貸す」ことで障害者の心が分かる。また、「障害者とは不幸なことではなく不便なもの」ではなく、「障害とは不幸であり不便」と言えると述べ、先天性の障害と後天性の障害は違うことを語りました。
 約一時間半の講演は、障害者への先入観を壊すほど明確な語り口であり本音とトークでした。心の貧しさを最も嫌う濱宮さんの生き方はピンチこそチャンスの生き方そのものでした。
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 なお、本日は、井手県議・高崎県議とともに東京電力福島第1原発を視察しました。原発事故の原因であり、現在も数々の課題を抱えながら廃炉に向けて取り組んでいます。詳細は、写真が同社から届き次第掲載します。