茨城県保健福祉委員会の県外調査のため沖縄県を訪れています。私にとっては初めての沖縄であり、この暑い夏に訪れることに感慨があります。
茨城空港から那覇空港への直行便は茨城県と沖縄県を近い存在にしてくれます。時間距離が心の距離にもつながるものです。
初日は、沖縄県平和祈念資料館に行き、茨城県戦没者の慰霊塔に献花を行いました。次いで、平和の礎、平和の火を見学の後、祈念資料館で上興那原館長・宮城主査から資料館の意義の説明をうけ、館内をご案内頂きました。
祈念資料館は、悲惨な沖縄戦の本当の姿を正しく後継するための施設です。平和とはこれほどの悲惨な戦いに裏打ちされていること、真にやむに已まれぬ信念から生まれるものです。
戦争の悪とは、戦争が人間を人間でなくなる極悪です。ここに人間らしさはありません。
沖縄で考える平和は、こんなにも美しい南の島が、血に染まったという史実から始まります。二度と繰り返さないための行動が大事です。沖縄の心を知るべきです。さらに学びたいと思います。