15年前から私の実家である土浦市田村のレンコン農家を撮りつづけている写真家川上慶子さんの写真展「蓮。田。湖のエピソード」が茨城県南生涯学習センターで初日を迎えました。
私は、実家の家や父母が映し出された写真もあるとお聞きしましたのでお伺いして鑑賞し、川上さんと懇談する機会をいただきました。
この写真展について川上さんは、「泥田の中で育ち、真っ黒な衣を着て地上に参上する。ほどよい冷水で大変身。蓮花で人の心を慰め、美味しいレンコンで貢献する。また、霞ケ浦の豊かな水は、湖水草、魚、野鳥、稲敷市の湿地帯に50haのヨシ原が養っています」と写真展に来られる方を誘っています。
伺ったお話では、「この写真展は、人にとって貴重な水をテーマにしています。レンコンは泥の中からこんなにも素敵な花を咲かせ、レンコンも水の中で生長し、私たちの食卓にのぼります。この美しさを表現しました」の語られました。
拝見する写真は、全てが美しいものばかり。デジタルのカラーは発色のトーンを見事に調和させて優しく語りかけているようです。レンコンの肌の色の美しさは生まれたての赤ちゃんを彷彿とさせるものです。
ぜひとも多く方にご来場いただきたく思います。
3月6日まで、ウララビル6階 茨城県南生涯学習センター