八島いさおの代表質問、東海第2発再稼働問題を質す


 9月5日、茨城県議会代表質問が行われ、公明党を代表して八島いさおが登壇しました。1期目の県議としては初の代表質問。橋本昌知事に対して、東海第2原発の再稼働問題を質しました。
 その中で、八島県議は「東海第二発電所は、たとえ新規制基準をクリアーできたとしても、原則40年の運転期間を4年後の2018年に迎えます。今回申請した対策を終えるのは最短で2016年6月であることを、日本原電は申請書に明記しています。780億円を超す大きな投資を行なう意味があるのでしょうか。これほど素朴な疑問はありません」と述べました。
 これに対し橋本知事は、「運転開始から間もなく36年を迎える東海第1発電所は、高経年化対策が極めて重要」と語った上で、「発電所内に使用済燃料が貯蔵されていることなどを考えると、経営面への考慮は別とすれば、安全性向上のための対策が講じられることには必ずしも反対すべきものとは考えておりません」と答弁しました。