これから土浦市の話題が、テレビ欄を飾る事があるようです。
テレビ番組は、TBSテレビ「噂の東京マガジン」。テーマは、「国民宿舎水郷」の建設について。2月1日には、土浦市議会「国民宿舎水郷調査特別委員会」の正副委員長が、水郷正面玄関前で、山口良一レポーターの取材を受けたとの事。次は、2月9日に中川市長のインタビューも決定しており、議会と執行部の考え方が、テレビの人気番組のフィルターを通して放映されるそうです。
この両者の立ち位置をどう番組が紹介するのだろうか。水郷推進する議会と、反対する市長という構図では、この水郷に対する数々の思いを正確に反映しないと思われます。
端的には、水郷再建のキーワードは、建設費用と建設後の収益性に尽きるものです。ここに、具体的な提案があり、民間利用の活力と土浦市活性化のための行政投資のバランスをとるべきだと思います。
多くの方が考えるように、土地は土浦市が観光立地の最適地を提供し、建設費用はPFIによる民間資本の活用、運営はノウハウある業者の選定であると思います。更に、市は土浦駅等からのアクセスの確保や市民利用への補助体制をとることで一定の役割を果たすことも可能だと思います。ただし、第3セクター等ではなく完全な運営管理の権限移譲をできるものが必要だと考えます。
つまり、理屈からの建設是非ではなく、土浦市の観光拠点を民間活用により再開発する方向性が必要だと思います。
ともあれ、テレビ放映は、2月12日午後1時からと聞いています。このテレビ放映の意味を検証したいと思います。なお、テレビ局は、地方の国民宿舎の実態という切り口も用意しているとも聞き及んでいます。