土浦市は、国に申請した土浦市放射性物資除染計画が、4月25日に承認されたことを受けて「民有地除染の実施について」の計画をなし、その対応方針を発表しました。
この詳細は、土浦市ホームページの「民有地を除染する際に土のうを配布します」の中にあります。
ホームページは、「除染対象区域内外を問わず、自ら除染を実施する場合は土のうを配布します」というものです。
土浦市の除染計画概要は、同ホームページのトップページ「市政」のバナーから、5月8日「除染計画策定しました」から見ることができます。
そして、土のう配布については、市独自事業として実施することが最後のページで明かされ、今回の知らせに繋がることになります。
さて、今回のホームページをご覧になってどの位の市民がこの内容を理解するのでしょうか。きっとどのう配布の際にきめ細かな説明があると考えます。
まず、市民が不安として土等を詰めた土のうはどうするのでしょうか。除染作業優先順位の説明は遺漏ないのでしょうか。また、除染作業は市職員がするのでしょうか。委託業者でしょうか。
土のう配布は、6月11日から実施されます。当初の土のう希望者数は、本除染計画の周知と実行のバロメーターになると思われます。
放射性物質汚染に対する市民の不安を緩和し取り除くためには、危機感の共有から始まる、丁寧な対応が望まれます。
土のう配布は除染の手段です。目的は放射性物質低減と安全安心の結果を出すことです。