私の祖母、おばあちゃんである八島はるの通夜式を、多くの皆様のご参列を賜り執り行いました。
皆様に、成仏のお顔だねとお話しいただくたびに、こころからおばあちゃんの生き方が、間違いのなかったこと、最終章に悔いがなかったことが思われます。
私は、家族の一人としてご挨拶させていただきました。
自然の中で、昨日も今日も、そして明日もあり、生死すら自然の営みであることをおばあちゃんは教えてくれました。
眠りから覚めれば、瑞々しい命でね新たな所で、多くの方に尽くす生き方をするでしょう。それが、私たちの当たり前の生き方と示してくれるに違いありません。
いま、私のそばに、創価学園の寮歌(今は校歌)のオルゴールがあります。
螺子を巻けば静かに聞こえてくる寮歌。螺子が解ければ消えなくなるオルゴール。螺子はいつしかほどけて音は聞こえなくなります。
今の眠りは、螺子の解けであり、新たな螺子巻きの猶予かもしれません。
すこしはゆっくりしてね。おばあちゃん。
うまれても二十歳までは投票できないよ。おばあちゃん。
本当にいろんなこと教わったから大丈夫だよ。おばあちゃん。
安心してね。おばあちゃん。
じゃ、またね、おばあちゃん。
ありがとう。おばあちゃん。