「社会保障と税の一体改革」の3党合意を受けて、公明党支援者支持者の皆様に、3党合意の意義を話させて頂いています。
誰もが敬遠する消費税増税、ましてや家計を預かる主婦の皆さまは、消費税増税に簡単にOKを言えよはずがありません。3%・5%の増税の話ではなく、食卓の1円2円のせめぎ合いが日常だからです。
こうした中で改めて訴えさせて頂いていることは、「公明党は福祉の党」であるということです。社会保障の実態は、年金・医療・介護・子育て更には生活保護等の福祉サービスの総称です。そして、社会保障は国民の受益であり、税は負担という財源に他なりません。
公明党は、しっかりした財源をもって社会保障の持続と充実を目指すものです。所得の再配分機能を「大衆福祉」の上から充実させることです。
ここに至って消費税に真摯に取り組まないのは、社会保障を削減し劣化させることに他なりません。なぜなら毎年1兆円自然増する費用への回答を持たないからです。
小沢元代表率いる民主党は、この3年間何をやってきたのでしょうか。衆参のねじれがない時もあったのです。彼らには政局しかありませんでした。
ともあれ、消費税増税は、2014年4月です。その時までの勝負の期間となりました。景気回復、増税先行阻止、低所得者対策の確たる実績が必要です。皆様のご意見を頂きながら進んで参りたいと思います。