月例の常陽懇話会が開催され、時事通信外信部長を長く努められ日ロ関係に精通される名越達郎拓殖大学教授の「プーチン政権の極東開発戦略と日露関係」との講演がありました。
親日派と言われるプーチン大統領は、今後2期12年にわたりろしあのトップであることが予想され、日本とは北方領土問題の進展が期待されます。
また、ロシアの経済発展のために、日本の資力と技術に期待することから、特にエネルギー関連開発が大切な事業と目されるようです。
加えて、ロシアの対中国政策も重要であり、日本への存在感が発揮される局面があるとの講演でした。
プーチン大統領は、「ヒキワケ」「ハジメ」を提唱して、北方領土返還の考え方を提唱しています。日本の外交戦略が試される時が来たと考えます。