【数字は語る】民主党の政権担当能力は欠如は、数字に明確。真に、人材と能力と喫緊の課題対応の選択が必要だ。

  やはり、数字で見ることが一番明確だと考えます。
 例えば、民主党マニフェストが総崩れで、「サギフェスト」とまで言われていることは新聞等でも承知しています。
 2009年衆議院選挙は、一度はやらせようという「政権交代」待望論とともに、耳触りの良いマニュフェストが大きな役割を果たしました。
 子ども手当や高速道路無料化などが達成されませんでした。民主党自らが、166項目中自己採点で、『約3割』としてお詫び行脚しています。
 まさに、財源、子ども手当、年金改革、後期高齢者医療制度、高速道路、八ツ場ダム、ガソリン税暫定税率、企業団体献金などです。
 ついで、3年連続水ぶくれ予算が見逃せません。つまり、日本の財政悪化に拍車を掛けたのです。これば、自公政権の平均予算歳出額83.6兆円に対して、民主党政権3年は平均94.3兆円と10.7兆円の増加と明確です。
 公平に見て、リーマンショックにタイスル増加約3兆円を除いても、明らかに『約8兆円』が歳出増となりました。「ムダ削減」の掛け声はどこに行ったのでしょうか。
 続いて、復興予算未執行が大きな問題です。予算執行は、政府の責任です。未執行額は6兆円とも言われ、加えて流用問題もありました。未執行額は、『約4割』に及びます。
 更に、貿易赤字は深刻です。つまり、外交・安全保障の不手際と停滞は、例えば対中国向け自動車輸出が82%落ち込むなどしました。この結果は、貿易収支『約3兆円超』の赤字となったのです。
 更に、更に、民主党が成長戦略として打ち出したものは400項目については、自ら「効果あり」が『約1割』と自己判定。自らの政権担当能力の欠如を明確にしています。
 すべては、責任ある政権担当能力がなかったことに尽きます。「うっかり一票、がっかり三年 民主党」と言う方もいますが、このツケは大きいものです。このツケを取り戻すためにもね本格的な政権で、来年度予算編成とともに、緊急な大型補正予算の必要性が迫ってきます。