情報とライフラインと補償を整備して防災に強い社会を作ろう

 地域を回りながら、余震収まらない現状を鑑み、「情報」と「水と電気」と「補償や資金繰り」へのご意見が多くなって参りました。
 ついては、明日、土浦市長宛に、
①防災無線が街頭用広報であることから、更に音量音質等の充実は当然として、原発事故の放射能を忌避して室内に居る市民のために、FM放送局開設を提案します。これを広域化するために防災無線の柱を利用することが必要で、防災無線の発展系とも言えるものです。
 もともとはね土浦駅前コミニュティの情報発信源として高校生放送部の外部活動支援として考えたものですが、防災用で拡がることも大きな発展といえると思います。
②井戸の利用を考えるです。まずは、防災拠点に、井戸が絶対的に必要です。災害準備ではありますが、日常的に使用できるものが枯れることを防ぎます。そのために、防災拠点となる学校等の芝生化とともに散水用とすれば良いと思います。(これは受け売りですが)地下水保持の観点を今まで重要視していましたが、水の飲料水利用とトイレ等利用は最優先です。
 また、市内の井戸マツプを作成し、くみ上げ形態を調査しておくことが必要です。近隣支援の井戸の存在は、今回大震災に本当にありがたい存在でした。
 防災の視点は、長期化があります。一週間や一ケ月を想定した設備と備品を要します。ガソリンも、公共用車のガソリン不足より、復旧業者のガソリン不足が問題でした。この境目をどうするか検討必要です。
③補償です。これは難しい問題ですが、「何時までに」「どの規模(金額)」の補償をするかの、すばやい明示が大事です。そして、幅広く補償によって救われる実績の積み重ねが、国・県・市への信頼醸成に繋がります。
 以上を観点に、中川市長宛てに要望書を手交して参ります。