【結婚式】「マ・シェリ・シュ・シュ」と声かけあって、新郎新婦が夢を叶える心の発信を。

 6月6日、晴れて結ばれた爽やかなカップルの旅たちのお披露目にご招待を頂きました。
 日頃より大変にお世話になっている新婦のご家族からの温かいご配慮です。主賓としてご挨拶する機会もいただきました。
 いつもながら人前でお話しすることに苦労しています。特に、結婚式は、何時になく20歳台の若い方に響く話題はなかなか分かりません。
 今回は、以下のようなお話しにしました。
 今日は、何の日か調べてまいりました。
 6月6日は、カエル(蛙)の日。けろ、けろ、とカエルの鳴き声が、6、6。早く帰って来てね、早く帰ろう、かもしれません。
 6月6日は、ロールケーキの日です。断面が、6の字に見えるからです。
 さて、ロールケーキと言えば、NHKの朝ドラ「まれ」は、主人公「まれ」が、世界一のパティシェを目指す物語です。ところで、この展開についてこれるでしょうか。
 「まれ」の修行するお店の名は、「マ・シェリ・シュ・シュ」。その店名の意味はなんでしょうか。フランス語です。
 「マ・シェリ」は、フランス語で「大切な人」「愛しい人」、男性が女性に呼びかける愛の言葉です。では、女性が男性を呼びかけるときは、「モン・シェリ」です。
 「シュ」は、愛情をたっぷりに込めた呼びかけ語。2回反復して強調している。「シュ」は、キャベツで、キャベツのように何枚の葉で大切にされているところに意味があります。
 「まれ」の原作モデルは、自由が丘の「モンサンクレール」のオーナーパティシェ辻口博啓(つじくち ひろのぶ)氏です。ロールケーキ専門店もオープンしています。
 今朝、対決していたのは、実際はイタリアンの鉄人・神戸勝彦(こうべ まさひこ)氏であり、神戸は、伝説のテレビ番組「料理の鉄人」で、7人のパティシェに勝ち続け、辻口シェフは8人目の挑戦者、多くの人がやめた方が良いといいました。それでも挑戦し、何と、パティシェとして初めて勝利をかちとりました。その時も、予定より一品多く作ったのは、今朝のテレビと同じです。
 テレビの「まれ」は、夢をどう捉えて、生きていこうかと問いかけています。
 辻口シェフは、「カワイイ」は世界共通の言葉になった。「スイーツ」は、和製英語であるが、「スイーツ」も世界の共通語にしたいと言います。「スイーツ」の世界戦略です。
 2人の夢はなんでしょうか。2人が同じ方向を向いて、夢をかなえて欲しいと思います。
 そのために、新郎は、新婦に「マ・シェリ・シュ・シュ」と。新婦はね新郎に「モン・シェリ・シュ・シュ」と、末永く声かけあって下さい。もちろん、「マイ・スイーツ」でも構いません。
 なぜ、私はこうお話しするのか。それは、私が、声の力を強く信じているからです。
 心が現れ、健康も現れ、仕事の調子も、人間関係も声に現れることでしょう。強い、弱い、大きい、小さい、ゆっくり、早口。気まずい時は無口になるものです。だから、仲直りのキーワードでもあります。
 私は、分かっています。交わす言葉が、きっとすべてが分かりあえるお二人の成長となることを。
 そして、お願いです。2人の声が、3人の声に、4人の声に、できれば日本の人口減少の歯止めとなる3人目のお子さんを儲けて、賑やかに、楽しいご一家であって下さい。3人目からのお子さんについては、子育てにお金がかからないようにしたいと思っています。
 今日お集まりのご友人の皆さまも、日本の人口問題をよろしくお願いします。
 こんな内容の祝辞の予定ですが、実際に喋ったのは三分の二くらいです。結婚式のお話は難しいですね。
 

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