創価学会の機関紙である「聖教新聞」は、いつも私の心と行動を支え、方向を指し示してくれます。
この日の(2月6日)のコラム「名字の言」は、懐かしい3Kが、今を生きる私たちの前向きな姿勢への転換させてくれることを示唆してくれました。
今までの3Kは、「きつい」「汚い」「危険」でずか、前向きになれる3Kは、「変わろう、変えよう、変えられる!」です。議員もまた、自身がチェンシ゛する明確な意思が重要です。これを学ばせて頂きました。
名字の言
▼配管工の仕事に「きつい」「汚い」「危険」の“3K”のイメージを抱く人は少なくない
▼都内で上下水道工事店を営む男子部員が、昨年から掲げた“3K”は「感謝」「稼げる」「感動する」。まず自ら職人たちへの感謝を形にした。言葉で、笑顔で、職場環境の改善で。すると皆がやる気に満ちてきた。個々の長所も見えるようになり、適材適所で現場を任せ、業績は向上。今春の給与引き上げも約束した
▼彼は訴える。「『水』をつなぐ仕事は『命』をつなぐ仕事だ」。先日の大寒波で水道管の破裂が相次ぐと、休日にもかかわらず修繕に当たる職人の激励へ。心からねぎらうと、土にまみれた顔から笑みがこぼれた。「こんなにやりがいのある仕事はないですよ」
▼日蓮大聖人は、主君から賜った土地に不満を持つ四条金吾に仰せである。「よきところ、よきところ」と感謝していけば、さらに所領を賜ることもある、と(御書1183ページ、趣意)。我慢せよ、という意味ではない。逆境をもプラスに転じる、たくましい生き方を説かれたのである
▼まず「自分」が変わる。すると人も環境も変わる。この心の不思議な働きを仏法では「一心の妙用」と説く。「変わろう、変えよう、変えられる!」――この“3K”を心に誓い、友に伝えたい。(之)