災害時の防災拠点としても活用できる“レスキューホテル”が土浦市内にオープン

11月20日、茨城県土浦市に「レスキューホテル土浦(HOTEL R9 The Yard 土浦)」がオープンします。開業に先立ち11月13日、地元土浦市とレスキューホテルを展開するデベロップ社は、レスキューホテルの出動に係る災害協定を土浦市と締結しました。
この協定締結式に地元の議員を代表して参加しました。

レスキューホテルは、有事の際には避難所等の役割を担うホテルです。平時は宿泊施設として機能し、災害時には土浦市の防災拠点として活用するため、今回の災害協定締結に至りました。
レスキューホテルは、建築用コンテナモジュールを用いた1台1客室のコンテナホテルです。災害等が発生した際には、各拠点(ホテル)より要請いただいた場所へ出動し、避難所等として利用できます。また、客室を動かさずにホテルを地域の災害拠点として利用することも可能です。

締結式終了後の施設見学、デベロップ社の岡村社長と意見交換しました。
私は、サイクリストなどの利用拡大に向けて、自転車用のラックや洗車スペースなどの充実を要望しました。岡村社長は、地元自治体との連携を強め、かすみがうら市や阿見町など霞ヶ浦周辺自治体へのレジャー客をターゲットにする出店も検討したいと抱負を語りました。

茨城県内で9店舗目の出店となる「レスキューホテル土浦」は、常磐自動車道「土浦北IC」のほど近く、徒歩圏内には「神立工業団地」など工業団地が集積しています。サイクルツーリズムの推進に力を入れる土浦市は、国のナショナルサイクルルートに指定されている「つくば霞ヶ浦りんりんロード」の中心に位置し、サイクリングを楽しめる環境が充実しています。ビジネスユースのみならず、このホテルを拠点に「霞ヶ浦」での釣り、ヨットなどのウォータースポーツ、などへの観光客の利便性も高まります。