茨城県最大の自然資産である霞ケ浦に、玉里地区から石岡地方及び霞ヶ浦地域へ、霞ケ浦を横断する二つの橋を建設しようとする「霞ヶ浦二橋建設促進期成同盟」の年次総会が開催されました。
この期成同盟は、平成8年に結成され、既に17年。この間の経済状況等により決して計画の推進が具体的になっているとは言えないものの、昨年は建設促進看板を設置するなど、県への陳情以外にも建設促進の動きが始まりました。
現在、国も茨城県も「観光立国・観光立県」を目指していることから、霞ケ浦の湖上に係る橋を通過し、霞ケ浦と筑波山を眺めるロケーションは間違いなく新しい観光地の創造に他なりません。
これに係る県南市町村は、土浦市・石岡市・龍ヶ崎市・牛久市・稲敷市・かすみがうら市・小美玉市・美浦村・阿見町・河内町・利根町と11市町村であり、二橋合計約5㎞の設置構想に多くの効果を期待しているものです。
私は、この橋の構想が、霞ケ浦浄化と一体化して、例えば横断する中程に霞ケ浦浄化センターともなる島を建設するなどのいくつかの相乗効果を健闘してはどうかと考えます。
膨大な費用負担は、なかなか県負担のみでできるものではなく、国への説得力をもって建設促進の一歩を図りたいと考えます。