今日、お伺いした壮年の方から辛口の公明党評を頂きました。
この方は、ある土木建設業で35才で課長になるまで組合一筋で委員長も務めたそうです。その委員長在任期間も、自身の土木建設業としての生き方を①絶対に工期を守る。②人繰りがすべて。③赤字を出さないとしていたそうです。その上で、労使協定である労働基準法36条の毎年の更新では、「仕事は土日もなく対応できるが必ず赤字にならない報酬を得る」とも考えたとのお話でした。
「だから、労務者も守ったが、会社も守った」を誇りにしたいと。その上で、今の建設業は、「絶対的に人が足らない。震災復興のために生コン工場を新築しても、運ぶ人がいない。政府は、土木建設業の人的な裾野の拡がりを知らない。工事施工の形態は、元請があり、下請が1次から3次まであるが、今は第3次の下請がいない。全て、民主党の『コンクリートから人へ』のせいだ」と言われました。「だから、もっときめ細かに、もっと現場に入って欲しい。いま、それができるのは公明党だけだ」と激励されました。
この方は、創価学会員ではありません。「組合活動を一生懸命やったから宗教は信じない」とも言われました。ある時、日本共産党の方から支援要請の話があった時にこの方は、「日本共産党は、本気で政権を獲る気があるのか。とてもそう思えない」と回答したとも教えて頂きました。私にその是非はわからないものの、公明党がかつての自公10年を経て、与党の一角にあり、かつ役割の大きさと期待を感じることから、先の話が胸に迫ります。
この方は、声の大きい公明党の応援団のお一人です。政治が大好きで、新聞と各種雑誌の切り抜きの毎日です。少し前までは、自民党の応援団でした。なぜ公明党になったのですかとお聴きすると、「公明党の議員は勉強しているからだ」と応えられました。私は、このご期待に応えて参りたいと思います。
その上で、辛口の公明党評は、①公明党の支持層は、創価学会だけではないことを知るべきだ。もっとウイングを広げて欲しい。②全員当選が至上命題であるこは分かるが、それで本当に公明党支持層は広がるのか考えてはどうか。③議会活動は、切れ味良く、当意即妙で、二元代表制にあっては執行部と対峙するくらいの追求が必要だ。④もっともっと地域を巻き込むような現場の力になる活動をして信頼を勝ち取って欲しい。と言うものでした。
これらのご意見に正面から取り組んで参りたいと思います。選挙の取り組み方は、公明党らしさの中でより多くの支持者の皆さまの要請に応えたいと思います。そして、力ある議員になる努力をして参ります。