【25年3定】公明党田村県議が登壇、子ども条例や障がい児支援策に鋭く切り込み課題が明確に。

 茨城県議会平成25年第3回定例会一般質問3日目、わが公明党から田村けい子県議(つくば市選出)が登壇しました。
 田村県議は、子ども施策の推進として子ども支援の強化を訴えね「子ども条例」制定を執行部に迫りました。執行部からは前向きな検討を約す内容の答弁があり、田村さんが何度も訴えた子どもの視点から子どもたちを守る貫く基本的な取組みが開始されそうです。
 次いで、多様性ある社会を前提として真に女性が活躍できる社会構築を目指して企業の取り組みや県庁での勤務について質問しました。ともに女性が輝くことが茨城県の発展に繋がるととの視点での回答がありました。
 更に、障がい者支援政策の強化について質問した田村さんは、重症心身障害児・者への支援強化、在宅重症心身障がい児へのサービス強化、発達障害等育てにくさのある子どもを持つ親の支援、特別支援学校にデージー教科書導入など社会的に弱い立場の皆さんの苦悩の叫びを切々と訴えました。執行部の答弁は必ずしも満足いくものではありませんが、民間に活路を見出そうにも負担の大きさと報酬の低位、また公的対応に対する財政の課題等を簡単に乗り越えられない課題に直面した感があります。
 最後に生物多様性地域戦略について質問し、環境問題から一歩深く生物多様性に注目した先進のテーマを論じました。
 田村県議の一般質問は、明快な口調で多くの県議に共感を呼ぶ内容でした。県議会のステータスが一歩前進するよな雰囲気があります。弱者に寄り添い理想を求めて研鑽された質問は秀逸のものと思います。