現在、サイクリングや散歩に親しまれている「つくばりんりんロード」(正式名 桜川土浦自転車道)は、筑波鉄道の廃線跡地を利用したものです。
筑波線は、大正7年(1918年)に筑波鉄道㈱が、水戸線岩瀬駅と常磐線土浦駅を結んだ40.1kmの鉄道路線です。当初は、「マッチ箱」の様な小柄な蒸気機関車であり、次いでキハ500形のディーゼル車両が運行しました。
後に、昭和54年(1979年)に関東鉄道の分社化などの合理化を経ましたが、経営合理化が進まず昭和62年(1987年)3月31日で、その70年の歴史にピリオドを打ちました。
以下の写真は、まず常磐線土浦駅に乗り入れていたことを教えてくれる「一番線」のプラットホームです。
私は、今でも「つくばりんりんロート゛」の始発点は、ここ土浦駅ホーム真横にすべきではないかと考えます。そして、サイクリング愛好家の交流拠点を作れないかと思っています。
次いで、新土浦駅跡地です。この残されたプラットホームに哀愁を感ぜすにはいられません。ここに例えば「焼き芋屋さん」があれば商売にならないでしょうか。屋台があっても良いと思うのです。
次いで、虫掛駅です。この駅は、ライオンズクラブにより花壇や藤棚が整備され、トイレもあることから公園の要素があります。ここに市民の集まる何かが必要だと考えます。