公明党濱村進衆議院議員のFBをシェアすることとしました。
地方創生の考え方を、「生産性」の視点から論じています。地方における強みと弱み、問題意識の所在を示唆しています。このFBを踏まえて、私なりに掘り下げたいと思いました。
濱村 進
本日、衆議院におきまして「地方創生に関する特別委員会」が設置されることとなりました。
公明党からは、石田理事、稲津委員とともに、私も委員となりました。
ただ単なるバラマキでは何も変わりません。
一番重要なのは、地方を支える「人」の意識が変わることであります。「国が何かをしてくれる」から「自分たちでできることは何か」であります。
離島や中山間地域などの条件不利地域では、すでに高齢者すら減少している中で、活性化のための自主的な取組みをされている地域がたくさんあります。
特に離島では、島に人がいなくなる、ということが国境に関わることでもあります。無人島にしてしまうリスクを島の方々自らが軽減していこうと、知恵を絞っておられます。
「地方ではムリ」などという考え方こそ、一番の敵です。
日本の生産性は、高いと思われがちですが、それは、一部の製造業にのみ言えることであり、多くの産業においては、あてはまりません。
地方の多くは、中小企業ですが、日本の中小企業は9割以上、非製造業です。その非製造業における生産性は、世界的にみても非常に低いのであります。
例えば、「電気・ガス・水道」「運輸・倉庫」「卸売・小売」は米国に較べ、50%程度の生産性しかありません。
これらはまさに、地方を担う生活産業であります。
今国会の主戦場ですので、気を引き締めて論戦を繰り広げて参ります!