政治評論家の森田実氏のコラムに、公明党を取材した成果を書かれています。
公明党の地方議員は、地域に根ざした草の根目線が特徴の道徳主義者・博愛主義者とあります。それは、政治家は人の道に外れてはいけないとの倫理観に立つことから成っていると評しています。
以下は、「森田実の言わねばならぬ 2015.4.15(その2)」です。
平和・自立・調和の日本をつくるために【344】
《新・森田実の政治日誌》[公明党市町村議員論①]公明党の地方議員団は、地域に根づいた菩薩のごとき草の根目線の道徳主義者・博愛主義者の集団です/私は一人の自由人として公明党を支持します
「一隅を照らす者は国の宝である」(最澄)
公明党の取材を始めてから、約5年が経過しました。
初めの頃は、今まで私が接触した自民、社会党、民主党などの政治家と同じような政治家ではないかと思っていました。しかし、実際に接触してみますと、大きな違いがありました。
第一は、倫理に対する姿勢が違っています。公明党以外の政党の政治家の多くは「法律違反をしなければよい」という考え方に立っています。「公的生活において倫理を守ればよい。私的生活の倫理性は問われない」という考えの人が多いのです。これに対して、公明党の政治家は「人の道に外れたことはしてはいけない」との倫理観に立って、公的生活だけでなく私生活をも厳しく律しています。
この世の中には三つの規範があります。道徳と常識と法律です。公明党の政治家は、道徳、常識、法律の三つをの同時に守っています。少なくとも守ろうと努力しています。一般の国民は少なくとも社会常識と法律は守って生活しています。
これに対して公明党以外の政党の政治家の多くは「法律だけを守ろう」という姿勢で政治活動をしています。「法律をだけを守っていればよい」と考えている者も少なくありません。私生活における倫理性は問題にしません。公明党と他の政党との間には倫理に対する姿勢に大きな差があると思います。公明党員は公的生活だけでなく、私生活も道徳的です。
もうひとつ、国民に対する目線の問題があります。自民党の政治家の目線は、総じて「上から目線」です。公明党以外の野党の政治家も「上から目線」の者が一般的です。国民目線の政治家は、少数です。
しかし、公明党の政治家は「草の根目線」です。国民目線です。国民と同じ目線で、国民を見、社会を見ています。とくに公明党の地方議員は徹底した「草の根目線」です。そして、毎日毎日、一人一人の声に耳を傾ける活動を行っています。
公明党は博愛主義者の集団です。国民一人一人の苦しみを自らの苦しみとし、苦しみをともにしながら、一人一人の苦しみを取り除く努力をしているのです。
公明党の取材を通じて、このことを知ったとき、私は数名の同志とともに「公明党を自分勝手に応援する会」を結成し、自ら会長に就任し、応援活動を始めました。その後、神仏のごとき公明党の地方議員と知り合うとともに、会の名称を「公明党に感謝し、自分勝手に応援する会」に改称しました。私は自称「公明党勝手連」の会長なのです。私は自由人です。生涯、自由人を通します。私は道徳主義者です。この立場から公明党を応援します。