【挑戦】清新に、真剣に、現場主義で、新人のつもりで議会に臨もう。

 地方統一選を終えて新人議員の皆さんが、緊張感と高揚感をもって6月の定例会に臨もうとしています。
 清新な視点から、先入観のない提言がなされることを心から期待したいですね。それでも、自分勝手ではなく、言論は丁寧に接辞なものであって欲しいとも思います。
 聞いて下さる方が誰なのか、もちろん反対意見や賛同できないという声にも出会います。何のための議会であるかを先輩議員や同僚議員と真摯に打ち合って、現時点で最高の質問ができるように、私も応援したいと思います。
公明新聞コラム
北斗七星  2015年05月26日 
 ◆「一も人、二も人、三も人」の有名な言葉を残した政治家・後藤新平。政治は人なり、を信念にしていた彼は、「午後3時の人は使わない。昼前の人を使う」と、人材の登用に当たってはフレッシュさにこだわった
 ◆4月の市区町村議選が終わって、1カ月になる。選挙中に掲げた公約を実現するために動いている議員はだれか、地域住民は注視している。特に、議員としての資質が未知数の初当選者は、何をやるのか、何ができるのか、有権者の注目度は高い
 ◆全国各地で今、公明党の新人議員研修会が開かれ、2期目の再選を果たした議員らが、自らの1年生時代の活動を報告している。九州のある市議は初当選後、田畑の用水路から水が溢れる地域で市民と一緒になって解決するなど、豊富な実績が高く評価され今回、見事にトップ当選を果たす
  ◆関西の市議は、登校中の小学生がバイクにはねられる事故が3年前に市内で発生、翌日から毎朝、事故現場に立って通学や通勤の人々を見守り続けている。4月の選挙中も実施、開票日の翌日には「当選おめでとう」と何人にも声をかけられるほど、地域に溶け込んでいる
 ◆わがまちが、人口の高齢化や減少で「午後3時」の状況でも、必ず「昼前」の活気を取り戻す。その気概で何事にも挑戦してほしい。4年後の報告が楽しみだ。(明)