【世帯所得】世帯所得30%アップを目指して、経済再生の次なる一手を。

 私も惚れ込んでいる男、岡本三成衆議院議員のメルマガを紹介したいと思います。
 経済・金融のプロとして、加えて夢の現実を語れる人間として、このメルマガは素晴らしい考え方の披露になっていると思います。
 私も、茨城県の地方創生はの鍵は、「生産性であり、成長性に尽きる」と考えます。これは、単なる右肩上がりを目指す内容でなく、成熟の中で、新しい価値観を作り上げ、世界をリードするためのキーワート゛にしたいと考えます。
 あらためて、「人は何のために生き行くのか」を問い続けていく事が大事だと思います。
 「世帯」と「所得」をいかに繋ぎ合わせていくのか。岡本さんの分かりやすい論をお読みください。
 こんばんは。岡本三成です。
 現在国会では、安全保障が大きな議論となっていますが、私は今こそ、経済とりわけ景気対策のテコ入れが最重要だと考えています。
 特に、家庭単位のお財布(世帯所得)の中身を豊かにする政策が大切です。
 政府は6月30日、経済財政運営の基本指針(骨太方針)を決定しました。
 ここには、公明党内での議論を踏まえて、経済再生を一層加速するための様々な施策が盛り込まれました。
 
 その議論の中で私は、「手段と目的を間違えてはいけない。経済再生は手段で、所得増加が目的だ。とりわけ、世帯所得の増加を政治の目標とすべきだ。」と強く主張しました。
 その結果、骨太方針の冒頭に「実質総雇用者所得が上昇することが重要」と挿入する事ができました!
 
 ここで、会社員の太郎さんと、パートの花子さんご夫婦のケースを例に考えてみましょう。太郎さんの年収は400万円。花子さんがパートを始めて100万円得ると、世帯所得は、400万円(太郎さんのみ)から500万円(ご夫婦)に増えます。しかし、これを一人あたりの平均所得で見ると、400万円から250万円(500万円÷2)に低下します。では、このご家庭の生活は、楽になるのか。それとも苦しくなるのか。答えは明確、楽になるのです。だから、所得は世帯で考える事が重要なのです。
 かつて池田内閣の「所得倍増計画」は、とても分かりやすく、国民に夢を与えました。その結果、目標以上の結果をもたらし、生活は豊かになりました。
 そこで私は、これから10年後の2025年までに、各家庭の所得を30%アップさせることを政府目標として掲げてはどうか、と訴えています。これが実現すると、現在の所得水準から計算して、一世帯の平均所得は700万円となり、過去最高金額となります。
 この世帯所得の目標実現のために、全ての経済政策はその手段として位置づけるべきです。
 「来年は、今年よりも賃金が増える。だから、安心して生活できる。」という真っ当な世の中にしていきたい。
 「経済」という言葉は、中国の古典の「経世済民」が起源と言われています。「世を治め、民を救う。」という高い志が、根底になければなりません。私は政治の本質は、国民を幸せにするという一点にあると確信しています。国民が夢を持ち、イキイキと生活できる「経世済民」の政治に、これからも全力で取り組んでまいります!
                                        公明党衆議院議員 岡本三成