2016年の干支は、1956年に次ぐ戦後2度目の丙申(ひのえさる)。
丙は、「かまどの火がもえるさま」が古来の意と言われ物騒な面持ちです。
申は、「伸びる」が語源であり、「屈伸する体」から「その身が軽快に動き、いかにも伸び伸びした様子」から「猿」を重ねたとも言われます。つまり、今年は丙の火に申が乗っているような年になるとされますが如何でしょうか。
実は、私が1956年生まれの申年であり、今年「還暦」を迎えます。その1956年は、経済白書に「もはや『戦後』ではない」と書かれ、日本が戦後史に一つのメルクマークした年と言えます。
では、2016年はどのような一年になるのでしょうか。過去、現在、未来において、未来を正確に知ることは困難です。それゆえ、私は、「人の未来を思う意思の力」で少し先の将来を切り拓く一年にしたいと思います。
1956年は昭和31年でした。2016年は昭和91年です。昭和100年へ余すところ10年のスタートです。