【鬼怒川決壊】鬼怒川治水対策に緊急対策、ハードとソフト両面の先進対策で一日も早い安全安心を。

 1月11日、国(国交省関東地方整備局河川部)、茨城県(土木部・生活環境部)、常総市他鬼怒川流域7市町村は、今後6年間を目途に総事業費580億円(他、八間堀川で23億円)の「鬼怒川緊急対策プロジェクト」の着工式を開催しました。
 このプロジェクトは、鬼怒川河川下流域44.3㎞を対象に、堤防の拡幅やかさ上げなどのハード対策と広域避難の仕組みづくりなどのソフト対策を一体的に実施しようとしているもの。
 着工式は、石井国交大臣(公明党・衆議院議員)、橋本茨城県知事、7市町の首長が出席しました。石井国交大臣は、鬼怒川決壊の翌日から精力的に現地に入り、その後国交相に就任の後は、治水対策になみなみならぬ決意で取組み大型の予算を投入しました。このプロジェクトにより鬼怒川河川の整備率は、現在17%から97%になるとされ、ハードとソフト対策の今後のモデルになると言うものです。
 
 ソフト対策でふる「タイムライン(事前防災行動計画)」は、今年の出水期までに、実行訓練も行うとされこの効果が期待されます。私も、鬼怒川決壊の直後の茨城県議会防災環境商工委員会で2回にわたりタイムラインの策定を県に要請しており、これから国と県と市町村が連携してタイムラインを策定し地元住民に周知されることを願います。
 式典の最後は、堤防に見立てた築山を固めて事業に取り組む決意を見せる「胴突き式」を行い着工式としました。
 

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