感謝の心で、新成人の友情の絆も固く、社会に有為な誇りある人生を歩もう。

 平成29年土浦市成人式が賑やかに土浦市民会館で開催されました。
 スーツや羽織袴の成年男子、そして、艶やかな振袖の成年女性の同級生たちが久方の再会を懐かしみ、ここぞと盛り上がる1,479名の新成人。その姿は微笑ましいものと感じてなりません。
 成人式は、古来貴族社会の加冠や元服、士族社会では烏帽子着、農民の間では男子は名替祝いや女子の鉄漿付祝いなどと飛ばれた伝統行事です。
 中川市長は、成人におくる言葉の中で、「人生の節目としての成人式を迎え、大人の一員として大きな責任を担っていく」と指摘し、社会貢献の人生を歩んで欲しいと述べました。
更に、「日本は72年前の敗戦は、300万の御霊の犠牲があり、その後は皆さんの祖父母が汗を流して今日の日本を作り上げました。今、変化の時にあっても日本の平和と繁栄を持続していかなければなりません。それは君たちの双肩にかかっているのです。少子高齢化も安全保障も、大きな変革の時代とは、いつの世も君たち若い世代がリーダーシップを担ってほしい。人は一人では生きてはいけない。是非ともご両親や先生に感謝と尊敬の念を持って過ごしてほしい」と述べました。
 新成人を代表して社寺を述べた柴山昇君は、「私たちは、ゆとり世代と言われています。変化の時代にあっては柔軟な発想が求められます。今までの私たちは甘えがあったかもしれません。甘えを完全になくすことはできないかもしれませんが、大人の自覚が大切だと考えています。1人の人間として社会の一員として活躍しようとすることは、大いなる誇りです。今後もつまづき悩むときにご指導を頂き、後悔のない人生を歩んでまいります」と述べました。そして、感謝の心で、友情を育んで、成長していくとの決意が述べられました。
 今回の成人式では、2部構成となり、卒業中学校で指導を受けた先生の「サプライズビデオメッセージ~20歳の君へ~」が紹介され、懐かしい先生の言葉に歓声が上がりました。
 

057

 

061

 

097

 

081

 

080