土浦市役所移転問題は、いったいどこに行き着くのだろうか。
昨日の常陽新聞には、中川市長がオーナー企業である中川ヒューム管工業㈱と参加企業の所有する土浦市真鍋の旧工場用地につき、市庁舎移転候補地であることを辞退するとの報道がある。
この真偽は、私には詳らかには分からない。しかし、明日12月20日の土浦市議会最終日の市長発言の機会に正式に表明するとも言われており、すでに市会議員には根回しが済んでいる様子である。
中川市長は、明日はどのような発言をするのだろうか。淡々たるものかな。それは企業家の側面として当然と言うものだろうか。
大体、言われなき中傷なんて不要だと思います。人の心の無責任さが、時代を少し横道に逸らせる場合もあるのでしょう。
土浦市中心市街地に唯一の広大な土地は、中川市長が市長であるがゆえに種々の嵐の中にあったに違いない。協同病院の誘致も然りである。そして、今更ながら、あれなる土地は売却ではなく貸地であることが、企業グループ総帥の出した最初からの結論であり、結論の結論なのだろうと思えてならない。
自己所有地を自ら開発し運用することに何の躊躇も要らないと私は思う。ただ、かの地にケーズデンキを中核とする総合的な量販店が来て成功するのだろうか。いやケーズデンキの失敗はないにしても土浦市の賑わいを取り戻すイオンに対抗する東方の消費センターになるのだろうか。
土浦市は、その中核を失ったのではないかと勝手に危惧する思いです。全ては消費者が決定し、先進のアイデアが消費者の心を掴むのだと改めて思います。
さて、土浦市役所はどこに行ってしまうのだろうか。この毎日多くの人を集める施設もバラバラに存在するようになるのだろうか。コンパクトシティと言っても市街地形成の大小問わない重要なポイントのリレーションが肝要だと思います。私は、土浦市のシンボルとなる市庁舎で良いのではないかと思います。行政が目立つということではなく、住民サービスの最前線としてのシンボルを市庁舎の設計思想に入れて欲しいと思います。
今日は、思いつくままの文です。いつもそうですが・・・・。