夕日にたたずみ、そして伝達力を考える

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 沖宿の実家にて。
 眼前の霞ヶ浦の夕日を迎い一瞬のシャッターを切りました。
 湖水を間近に、鴨の一団が飛び去っていきます。
 自然界のごく当たり前のことに心の安らぎを覚え、
 そして我が心の安寧を願います。
 
 少し前の読売新聞のコラム「顔」に、CM界の第1回クリエイターズ殿堂入りされた「堀井博次」さんの記事がありました。
 人の心をつかむヒット作を送り続けた堀井さんは、電通関西支社で、金鳥の「ハエハエカカカ」や「ちゃっぷい、ちゃっぷい」「亭主元気で留守がいい」などで世間に強いインパクトを与えた方です。
 この堀井さんの作風は、「完成度より伝達力」「本音と生活実感」と高く評価されているものです。
 
 全く同感であり、私も、言葉も行動も、そして発想それ自体も、かくあるべきと思考致します。言語の軽さが、命取りになる時代です。
 この伝達力や本音や生活実感は、鋭い観察力と体験に基づくものと思われます。絶対に上から目線では、発想することもできません。加えて、厳しい世情を笑い飛ばす逞しさと、他人を傷つけない本当のやさしさが必要でしょう。
 私も、研鑽を続けます。
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大好きな筑波山です。紫峰の二峰のフォルムが完成していると確信しています。皆様はいかがでしょうか。