【茨城県議会】土木企業委員会、水道料金値上げせず、放射性物質検査は水質検査に位置付けを確認。

 本日の茨城県議会は、平成24年度当初予算及び平成23年度補正予算につき付託を受けた各常任委員会審議の初日となりました。
 私の所属する土木企業委員会は、県土木部と企業局の執行部説明と質疑を行いました。第1日目は、まず上水道・工業用水道・工業団地造成(県のすべてではありません)を採決まで行いました。
 私は、二点に亘って質問して、それぞれに相応の回答を得ルことができました。
 一つは、東京電力の電気量値上げに伴う水道料金値上げについてであり、県からは、「ただちに値上げすることはなく、経営努力により対応する」との事です。水道料金の値上げは、県民生活や県内企業の生活や活動に深刻な影響を与えるものであり、何としても値上げを回避したいと願ってまいりました。その意味から、予讃の補正の可能性は言及しましたが、値上げは考えないとの事で一安心の言質をとることができたと思います。
 次に、上水道の放射性物質測定が、四月以降も食品の安全基準である1Bk/Kg以内であるか言うことです。この水準ついては、現状でも1Bq/Kg以下を示す不検出であり基準値以下を確信していましたが、ここへの不安解消の自信ある回答がありました。
 私はその上で、県民の多くが心配する底泥と水道原水の放射性物質測定のあり方を、県の「水質検査基準」に明確に位置づけるように求めました。県企業局からは、水質検査基準に明文化して位置付ける胸の回答があり、セシウムに見られる半減期の長い放射性物質に確実に対応する位置づけが出来たと考えます。
 あとは3月27日まで水質検査に関する意見を広く募っていますので、ここに県民の要望となって確実な検査体制の確立になれば良いと考えます。
 午後からは、土木部の執行部説明がありました。質疑は、来週月曜日12日となります。この質疑に当たっても何らかの成果を得られるように研鑽して望みたいと思います。
  
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