16年前の今日、1月17日は6,434人もの尊い命を奪った阪神・淡路大震災の日です。
今思い出しても、テレビが映し出した世界は、想像の世界をはるかに越えて悲惨な映像でした。人の力の無力さに愕然としたものです。初動のつまづき、政府対応は後手に回り、危機管理体制のお粗末さに怒りすら覚えるものでした。
そして、国の体勢に対して、ボランティア意識の深化がいやおうとなく進められたのは、やはり現場の庶民のなかに知恵と行動があることの証左かもしれません。
この利他の精神を、利他の行動を規範に、日常に息づかせることこそ「共助」の社会構築に他ならないと思います。「励まし」「支え」「守りあう」ことを、外に向かって実践していくことが大切だと思います。
テレビでは、鎮魂の灯火が映し出され、大地震の教訓の風化が懸念されるとアナウンスされていました。そんな客観情勢より、自らが何をなしうるのかを問うのが、今日の意義ではないでしょうか。
日本人が、「熱しやすく冷めやすい」とか、「長いものに巻かれろ」等とならないように、まず私自身の心のあり方を再構築したく思います。
今日は、神立地区・かすみがうら地区で、不況にめげず頑張っておられる中小企業経営者の皆様と懇談してきました。
経営者の皆様の個性と強い生き方を学ばせ頂きました。
大いなる共感を持って、大いなる支持拡大に頑張って参ります。