【政治不信】不信任・問責の政局主義は、国民の心から遊離し政治そのもの否定になることを知らなければなるまい。

 本日も、先週に引き続き社会保障と税の一体改革に関する政治学習会を県政一派に関する質問を交えて開催致しました。
 しつもんでは、政局に関連して、内閣不信任決議や問責決議案により、三党合意された社会保障と税の一体改革法案が廃案になることへの質問がありました。
 政治ではなく政局となってしまう国会の状況は、ますます政治不信を増長させるものであり、公明党はどう役割を果たすのかと厳しいご意見もありました。全くおっしゃる通りであり、公明党はお盆前の採決を強く野田総理に求めるものと回答し、国難と言える日本の政治に本当の「決める政治」をお見せしなければならないと申し上げました。
 また、不信任案決議を決定する自民・公明を除く各党について、みんな・社民・生活・共産・絆が同じテープルにつく姿は全く異常な風景だとの指摘もありました。なかでも、小沢生活代表と志位共産が同席して不信任案というのは理解できないし、消費増税反対だけで野合する姿は本当に国民の生活を第一とする行動なのかといぶかしがる意見を出されました。
 更に、政党政治のあり方は何かという質問があり、私は、「政(まつりごと)を成すは人にあり」こそが大切であり、小泉チルドレンや次は橋本ベイビーズに何ができるのだろうかと思わざるおえないとお話しました。人を選び、そしても本来の政党らしい政党はわが公明党だけになってしまったと付け加えました。
 私たちは、公明党を愛し、公明党の立党の精神そのままに、大衆とともに、大衆の中で戦いきっていく議員一人一人です。政治不信が極まるからこそ、確たる信念の政治を目指していく決意です。