【防災通信システム】正確・的確な情報収集と発信能力の劇的向上が喫緊の課題だ。

 第2回定例会の一般質問の準備として、静岡県庁の防災管理部を訪ねて「静岡県デジタル防災通信システム」の整備状況を同先進事例として学んで参りました。
 静岡県は、東海地震対策に余念なく、県民の地震に対する危機感の強さもあり、県執行部も危機管理部門を「部」に昇格させ、災害発生時の対応権限を危機管理監が知事同等と位置付けるなど危機管理部門の整備が進んでいます。
 その中でも、防災通信システムに対しては、平成20年の基本構想策定から、既に基本・実施計画を済ませ、昨年は整備の発注をし、現在は各種整備の最中にあります。
 これらは、一つは過去の通信設備等の老朽化によるものであり、もう一つは総務省の電波回線配分の変更に伴う対応であり、ゴールに待ったなしの状況のようです。
 更に、地上無線回線と衛星無線ン緯線の2ルート整備をするなど代替性が高く、市町村との相乗り参画等の費用圧縮の工夫にも富んでいました。
 わが茨城県においても、茨城県らしい地域性と特殊性を十分に考慮し、多額な整備費用に見合う以上の高架を期待したいと思います。
 詳細は一般質問の中で触れ、今後の事業展開のスピードアップを図りたいと考えます。
 なお、静岡県庁は徳川家康の駿府城内にあることから、城址を歴史散歩して参りました。
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