土浦市立右籾小学校の校庭の芝生の除染のための除去工事が始まりました。
昨日は、工事中の工務店の方と進捗状況等を取材させて頂き、先日8月18日は、井手県議。吉田千鶴子市議と、除染作業工事直前の様子を視察させて頂きました。
昨日の段階で、除去される校庭の芝生には、根切りカッターが入れられ、作業進めるための散水も実施されていました。
作業は、先週金曜日に校庭を10m毎にメッシュして、表土付近・50㎝・1mの高さで測定し、作業終了後の改善度も測定により精査するとの事。削除する表土は、芝生込みで3㎝程度として、大型の土のう袋に格納し、同小学校体育館前に2.5m程度の穴を掘って埋納し、その上に50㎝超の土を覆わせるというものです。
私たちが金曜日に測定しても、測定地により若干の差異があるものの0.23~0.32μ㏜の測定値が出ることから、やはり楽観できない汚染度があったと考えられ、除染の速度を早めて頂きたいと考えます。
想定以上に高い測定値について教育委員会は、年間1m㏜いないとして子ども達が1日2時間程度校庭で過ごしても基準を越えることはないとの話でした。放射能が大きく報道された時からみると市民の皆さん放射能に対する意識の低下があるように思われます。こういう時は、学校から子ども達に注意喚起するくらいで良いのではないでしょうか。局所的な汚染濃度は今も高いように思われます。油断しないで、騒ぎのない事を良しとしないで対応して欲しいと思います。
右籾小の芝生校庭は、地元の熱意による芝生であり、切除による除染は、仕方ないこととはいえ大変残念な事です。除染費用は、土浦市が支出し、東伝に賠償請求すれば良いものかもしれませんが、芝生再生の方法は確定したものはありません。これからも地元の意向等を翌お聞きしていきたいと思います。