【24年4定】多くのの県民に開かれ、ご意見ご批判に十分な質疑答弁を目指したい。

 茨城県議会は、第4回定例会の一般質問初日を迎えました。
 今回、一般質問に登壇する8名の県議は、7名が一括質問方式を採用し、分割質問は1名に留まりました。前回に比べて大きな変化です。なぜ分割質問方式が少ないかは不明ですが、聞くところでは、
 ①分割質問は、質問の最後の締めくくりが時間の関係で執行部答弁で終わることから、クロージングがうまくいかない。
 ②再質問等の時間を考慮するためか、答弁原稿が若干短縮されているように感じる。
 ③やはり時間半分が難しいことから一括方式で時間内でキッチリ質問したい。
 などが感じられます。
 必ずしも事前通告する必要はないものの、確たる答弁を求めるには、それなりの質問内容の開示は必要と考えます。また、答弁に、意外性や突出したもの、あるいは失言を期待することは必要ないわけですがら、再質問のあり方は、まだまだ工夫が必要です。無難な質疑や答弁では、議論による政策決定プロセスとは言えないものの、執行部答弁に緻密な意思や方向性を汲み取って良しとすることとなります。
 これらの議論は、是非とも県民の皆さんの眼前に提示して、ご意見ご批判を受け入れたいと思います。やはり、開かれた議会を目指し、つまり議会への参加を促す施策が重要になると考えます。
 来年度からは、本会議の手話通訳が開始されます。これもまた一歩前進です。まだまだ工夫の余地があると考えます。例えば、録画の放映は、文字テロップを付けることも良いかも知れません。
 いずれにしても、質問する私達のレベルアップが大切だと自戒を込めて望みたいと思います。