【土浦市】土浦市消防出初式。地域に密着、人材育成、頼るべき存在の消防団員の成長・発展を願う。

 毎年恒例の土浦市消防出初式が、寒さ厳しい中早朝から開催されました。土浦市民会館の駐車場には、700名の消防団員が整列して、中川市長の観閲を受け、私も観閲の列の中で、整然とした団員の皆様のお顔を拝しました。
 観閲の後は、市民会館にて式典が挙行され、消防団員の任用や昇格辞令交付があり、更に今年退職する団員への感謝状贈呈や永年勤続表彰などがありました。次いで、中川市長の式辞の後、来賓の祝辞となり、今回は県議を代表して私がご挨拶をさせて頂きました。
 その内容は、下記のとおりです。
 ただいまご紹介頂きました茨城県議会議員の八島功男です。
本席には、伊沢県議会議員、青山県議会議員がいらっしゃいますが、ご指名でございますので、お許しを得て、ご挨拶させて頂きます。
 まずは、寒さ厳しい早朝より、整然と、地域防災の決意溢れる消防団員の皆さまの姿を拝して、心からの敬意と感謝を申し上げます。毎年の消防出初式が、こうして盛大に開催されることは、土浦市の地域防災力の象徴であると信ずるものです。
 この年末年始は、残念ながら不慮の火災発生がありました。皆さまは、どこに居られても心休まらない時を過ごされたここと存じます。
 私は、かつて道路一本隔てた家の火災に遭遇したことがあります。それは夏の暑い日でした。火事だという声で、外に出ると空が赤く焼けていました。子どもたちの泣き叫ぶ声が聞こえ、身震いした経験があります。幸い私の住む社宅は事なきを得ましたが、その時の恐怖は今も残っています。
 その火災や災害に立ち向かう消防団の皆さま。本当に尊い使命感、わが地域への郷土愛の姿です。皆さまの存在こそが、地域の安心と安全そのものと思われてなりません。加えて、消防団の訓練は、先輩から後輩への教授であり、指導であり、地域リーダーを育成する方程式と拝察いたします。
 防災は、危機管理です。危機管理は、火災などの災害の備えることから始まり、災害の想定と共に、普段の努力が必要なものです。私も、愛する土浦のために、消防団の皆さまの訓練と困難に立ち向かう「勇気」、人のためにつくす「献身」を、学んで参りたいと思います。皆さまに心からの感謝を申し上げます。
 末尾に、菊田団長はじめ、消防団本部の皆さま、企業グループの皆さま、女性消防部の皆さまの、ご活躍とご発展をご祈念し、挨拶にさせて頂きます。本日はありがとうございました。
 と、私自身が経験した近隣火災と、防災は危機管理、消防団は地域のリーダー育成との思いを述べさせていただきました。
 その後、出初式は、ウララ広場に会場を移して、木やり歌や梯子乗りなどの消防の伝統芸の披露があり、更に各分団の分列行進がありました。
 最後は、土浦港にて、一斉放水を行い、歴史を刻む出初式が終了しました。
 夕刻からは、各分団が新年懇親会を開催して、団員間の団結と地域の方と親睦を深めます。私も、地元22分団にお邪魔して、若い消防団の皆さまと懇親させて頂きました。
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 今日は、時刻が重複しながらも地元地方紙である常陽新聞新社主催の賀詞交歓会が開催され多くの地元を支える方が出席されました。
 私も参加し、今年初めてお会いする皆様にご挨拶申し上げ懇談させて頂きました。
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 更に、今日は、菅谷町9班の新年会にも恒例行事として出席させて頂き、午後は、八島のほんけにあたる石岡市村上の田上家主催の「いとこ会」にも参加し、新年を祝いました。
 新年の多忙は、実り多い一年にするためのスタートダッシュです。お声を掛けて頂くことに感謝申し上げ、新年1月を過ごして参ります。